はじめてのドローン購入体験談 機体登録から飛行許可(包括申請)までざっくりと

ドローン
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結論1 時間がかかり結構めんどくさかった 専門家(行政書士)に頼むのもあり
結論2 買う前に飛ばせる場所を確保できるかしっかりと確認が必要

はじめてドローンを買いました。軽い気持ちで買ったのですが飛ばせるようになるまで結構な手間と時間がかかりましたのでざっくりとした体験談を書きたいと思います。

はじめてのドローン購入体験談

ドローンが欲しくなった

自宅が新築後10年経ちましたのでハウスメーカーの人が点検にやってきました。お任せしてみているとなにやドローンを飛ばしています。「何をするんですか?」と質問すると「屋根の点検です」との答え。ラジコン世代の私は興味深げに見ていました。5分後には「おもしろいじゃん。俺も買おう」という状態に。ハウスメーカーさんが帰ってすぐにネットにかじりついたのは言うまでもありません。

ドローン探し

何を買ったら良いか全然わからなかったのでとりあえずyoutubeを見ました。大体の概要が見えました。

  • 一般的なドローンは機体登録が必要
  • 100g未満のドローンは不要(主にトイドローン)

とりあえずトイドローン購入 HS430

とりあえずトイドローンを購入しました。youtubeを参考にしました。検討項目は

  • カメラ付きと無しがある
  • プロペラガード付きと無しがある
  • 故障した時のこと

上記のことを踏まえてカメラはあったほうが良いのでカメラ付きの【Holy Stone ドローン HS430】を購入しました。決め手はyoutubeによく登場しているので何かあった時に調べられるからです。マイナーな機種を買うと操作方法等の動画がなくて困ります。それと故障した時のメーカーの対応が良いと何本かの動画が上がっていたからです。自分で修理をしている人の動画もありました。

買ったのは【Holy Stone ドローン HS430】決め手はメーカーの対応がよさそう
HS430

 アマゾンで7168円でした。プロペラガード付きでバッテリーは3つ付いていました。到着したその日はバッテリーを充電し次の日に室内で飛ばしました。「おもろいやん!」心の中でそう何度もつぶやきました。操作はなかなか難しくて、ドローンの上下左右の環境で風の影響が変わるのでなかなかホバリングできません。プロペラガードがついていて良かった。何回もカーテンや壁にぶつけて墜落しましたが結構丈夫なのか今もちゃんと飛んでいます。次に庭に持っていってハウスメーカーの人がやっていたように屋根を撮影しようとしましたが怖くて出来ませんでした。風に流されてどこに行くかわかりません。トイドローンは屋内で遊ぶのが良さそうですね。これでドローンがどんなものか大体の感覚がわかりました。

HS430

本物のドローン機種選定

ざっとネットで調べて検討事項を洗い出しました。

  • 予算は15万円以内(その他必要な物を含んで)
  • メーカーはDJI
  • バッテリー3個セット
  • 飛行時間は一つのバッテリーで30分以上
  • メジャーな機種で動画がたくさん上がっている

予算は全くの自分の都合で15万円です。15万円といってもドローン購入は本体の他にもいろいろと購入するものが必要なので余裕をみて本体は12~13万円で抑えることにしました。機種とメーカーは本当にいろいろあって思案に暮れましたがここもyoutubeです。おすすめの機種選定の動画が何本も上がっておりずっとyoutubeを見ていました。ほんとにyoutubeがなければ機種選定はできませんでした。メーカーは個人が趣味の範囲で飛ばす分ではもうDJI一択じゃないかと思うぐらい沢山の機種が用意されています。youtubeを見まくりました。

機種決定 DJI AIR2S

買ったのはDJI AIR2S フライモアコンボ 128000円

選定の決め手

  • AIR3が発売されていて型遅れだけど安くてその分動画がたくさん上がっている。
  • MINI3Pro等、miniシリーズも検討したけど一回り大きいAIR2S。
  • カメラのセンサーサイズが1インチ
  • サードパーティの小物が多い
  • 対人対物、機体保険付き(要登録)

まず、動画がたくさん上がってるからと言う理由はトイドローンを買った時と同じです。本体の操作方法、送信機の操作方法、アプリの使い方、撮影方法に至るまでAIR2Sの動画はたくさん上がっています。miniより大きくて重たい機体を選んだのはトイドローンで風の影響の凄さを知ったからです。実際はそれほど変わらないかもしれないです。1インチセンサーが一番の決め手となりました。1インチセンサーを使っているデジカメのSONY RX100シリーズの画質にほれ込んでいる私は「1インチセンサー」に気持ちを持っていかれました。保険の事は頭になかったので保険がついているのはありがたかったです。

追加で買ったもの

  • プロペラガード
  • ランディングギヤ
DJI
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参考になった動画 ユーチューバーの皆さんありがとう

Drone Channel 藤本ひろきさん
【どっちを買うべき?】DJI Air 2SとMini3 Proを徹底比較
ディーのドローンLifeさん
【Air2sを解説】DJIAir2sがおすすめされる理由について

機体登録・リモートID・DJIの保険加入(最初から動画をみてやったほうが良いです)

いよいよ機体登録です。国土交通省のドローン情報基盤システム2.0で登録します。とりあえず自分でやって何度も躓きました。わからなくなりこれもyoutubeで際しい解説動画を見つけてそのとおりやっていくと簡単にできました。

機体登録で用意しておくもの

  • マイナカード・免許証
  • 機体の製造番号(AIR2Sはバッテリーを外した内側にありました)
  • クレジットカード
  • NFC対応のスマホ

機体登録で困ったことと注意点

  • 免許証で本人確認しようとしたら読み込み失敗で前に進めなくなった。(マイナカードがおすすめ)
  • メールアドレス認証の時は申請画面を閉じないこと

参考になった動画

カワイコージのドローンジャーニーさん
【DJI Air 3】機体登録とリモートIDのインポート方法を詳しく解説します

おかげさまで無事機体登録ができました。

DJIの保険については
エアロエントリー株式会社
最新【2022年度版】DJI無償付帯賠償責任保険 登録のしかた
まいねむさん
MAVIC MINIの特典】DJIドローンを購入したら無料の『DJI公認ドローン保険』に入ろう!【1年間無料!】

飛行許可包括申請

機体登録の次は飛行許可です。なくても飛ばせる地域はありますが私は都市部に住んでいますので自分の敷地でしか飛ばせません。これは買ってから知りました。これを最初から知っていれば買わなかったと思います。

飛行許可が必要な場合(ざっくりと)

  • 空港等周辺
  • 150m以上の上空
  • 人口集中地域(DID) (地理院地図)
  • 人又は物件から30mの距離を取らない飛行
  • 夜間、目視外飛行

はっきりいって人と物件から30m離れていない場所なんてほとんどないし、そもそも自宅周辺は人口集中地域だしということで飛行許可が必要だとわかりました。すでに工務店の友人から屋根撮影をお願いされているし、もうドローンは買った後だしもう飛行許可をとるしかない。そしてその都度その都度の申請なんてやってられないので包括申請をすることにしました。包括申請なら1年間有効です。

AIR2S

包括申請に必要なもの

  • 10時間飛行経験/ドローン操縦士(民間)/無人航空機操縦士(国家)どれか
  • 飛行マニュアル
  • 加入保険を書き込む欄がありますのでそのデータ


10時間の飛行経験って何?みたいな感じでした。飛行許可がないのにどうやって10時間飛ばせるの?という疑問を持ちながらネット、動画で調べるとだんだんわかってきました。要は飛行許可が不要な地域で10時間飛ばしなさいという感じです。それから疑問に思ったのはどうやって証明するの? でした。今は自己申告ということがわかりましたがその時はわかりませんでした。ややこしそうなので一番安くつく民間資格をとることにしました。まだ飛ばしていない状態でもトイドローンを飛ばした時にドローンは結構危ないなと思ったことも理由です。やっぱり一度はスクールに通うのがベターだと思います。学ぶことは多かったです。民間資格を取りに行かずに、自己申告の10時間で申請して飛ばすなんてしなくて良かったです。知らないことだらけでした。(資格については取得後の登録等も手間だったので資格の別記事を書きたいと思います)

【ここから民間資格取得のため一か月空きます。民間資格は6万円でした】

次に申請に必要な飛行マニュアルです。民間資格を受けに行った時、インストラクターの方に飛行マニュアルの事も質問しました。「風速5m以上の時に飛ばさないのであればそのままでよいんじゃない?」と言われましたので、飛行マニュアルは航空局の用意してくれているものをそのまま使いました。私が使ったのは標準マニュアルです。

無事、包括申請が通って飛行許可がおりました

ざっくり簡単に書いてきましたがどの作業も国交省の承認があってから次の手順なんで時間はかかります。ただ素人でもできないかといえば、先にyoutubeで調べ尽くしてからなら意外と簡単だと思いました。申請画面をそのまま映してくれているので助かりました。

参考になった動画

ASAKICHI ⌘ 空ものちゃんねるさん 
【航空法/ドローン】DIPS2.0/全国包括申請の取得手順!!〜完全版〜【drone】

Daisuke Inada / 稲田 大介さん 
包括申請ドローン初心者でも簡単!日本一分かりやすいDIPS2.0登録完全解説!

包括申請の注意点

youtubeで先に動画を見ておく。包括申請が一番ややこしかった。自分の飛行スタイルで標準飛行マニュアル以外を使うのなら難易度があがります(飛行マニュアルだけ作成してくれる行政書士さんもおられるみたいです)それと一番大事なことは時間がかかることです。

これでやっと屋外で初飛行しました。

ユーチューバーの皆さんほんとにありがとうございました。

ドローンをするならDIPS2.0とyoutubeを使いこなそう

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