スーパープレスト1600 再販希望
スーパープレスト1600:昔よく使っていました。ほぼこれだったといっても過言ではありません。ちょっと増感するとコントラストが上がってドラマチックな写真に。粒子も柔らかい感じで大好きなフィルムでした。発売中止になってから何年経つのでしょう。私は最後の一本をまだ未開封で持っています。(それと防湿庫の奥から開封済みネオパン400と1600が一本ずつ出てきました)今後の人生で一番大事だと思う瞬間を撮影するために残しています。期限切れなので撮影し現像したらおかしな写真になると思いますが、やはり大事な場面はフィルムで残したいです。現在またフィルムでの撮影がブームになってきました。ネオパン100 ACROS II も2019年に発売されました。次にネオパン400Ⅱ発売かとおもいきや、そのまま何も発売されていません。まぁネオパン100 ACROS IIが発売されただけでも御の字かとは思います。現像データはまだありますので、ひょっとしていつかは復活するのでは?と長い間思っていましたがなさそうですね。
まだある ネオパン1600 スーパープレストの現像データ
ついでに ネオパン100 ACROS II の現像データ
出典:フジフィルム

スーパープレストの作例





今手に入るモノクロフィルム
- 富士フイルム(FUJIFILM) FUJIFILM 黒白フィルム ネオパン100 ACROS II135サイズ
- AgfaPhoto PowerShovel AGFA APX 35mm モノクロ ネガフィルム
- Rollei 白黒フィルム RPX400 35mm
- Kodak プロフェッショナル コダック 白黒フィルム モノクロフィルム TRI-X 400 36枚
- ケントメア KMP400/KMP400 135-36EX
- イルフォード ILFORD HP5 PLUS 135-36EX
主だったところでこんな感じでしょうか。結構ラインナップが増えてきていますね。でも800/1600/3200のフィルムは発売されませんね。需要が見込まれないのでしょう。今後、簡単に自宅で現像キットとか自宅でプリントキットとかが格安で発売されないとこれ以上の需要は増えないかと思われます。フィルム代+現像代+プリント代で凄い額になっちゃいますもんね。現実的なところでフィルムは現像に出す→フィルムとデータで受け取る。フィルムは現像に出す→フィルムだけ受け取って自分でスキャンする。この二通りでしょうね。結局最終的にはSNS等にアップするデジタルデータ化が多いと思います。ならば以下の方法です↓
防湿庫の奥から出てきたネオパン1600とネオパン400

代替処置 DxO FilmPack
私は現在DxO FiLmPack を使っています。ここにスーパープレストのフィルムエミュレーションがありました。このソフトは本当によくできていると思います。実際に現像~プリントまでしていた時に大変だった段階露光などは簡単にできちゃいます。フィルターを変えてコントラスの調整作業もスライダー一つでできちゃいます。私はV2から使い始めて現在V5を使っています。最新Vは7です。実際もしスーパープレストが再販されてもこのソフトも併用すると思います。ただプリント作業の充実感と達成感は味わえません。スーパープレストが再販されるまではこれでいこうと思っています。
DxO FiLmPackの作例






モノクロ化で楽しもう
モノクロフィルム絶滅の危機
ここからはスーパープレストに限った話ではありません。モノクロ写真全般の話です。モノクロフィルムはもう絶滅の危機です。まだまだ残るとしてもレアな趣味的なとでしょう。アートとしても残るでしょう。ただ以前のように気楽にとってプリントしてというようなことは段々難しくなってきています。コスト面でもモノクロフィルム一本1000円から2000円といった価格はなかなか大衆の趣味として生き残るのは無痛かしいかもしれません。フィルムだけでなく現像やプリントの印画紙、薬品もどんどん減ってきています。ならばデジタル写真のモノクロ化です。
モノクロ化のすすめ 森山大道さんも真っ青!?
モノクロ化は味気ないといった話をよく聞きます。私もよくやるので確かにそうです。フィルムのモノクロ写真は準備からプリントの出来上がりまで結構な時間と労力が必要です。それだけに出来上がった後の達成感や充実感はひとしおです。対してモノクロ化は一瞬です。レタッチに時間がかかるくらいでプリントもプリンター任せでOKです。簡単です。ただ出来上がった作品は何故か偽物感を感じてしまっていました。モノクロ化に取り組んでから12~3年経ちますが最近はもう以前のモノクロ写真とは全く別物の感じがしています。デジタルカメラ撮影→モノクロ化は今増えつつあります。フィルムを知らない世代の人も盛んに取り組んでいます。各デジタルカメラメーカーも設定にモノクロモードを備えるなどデジタルのモノクロ写真はもう当たり前のことなのでしょう。モノクロ写真の楽しみ方が一つ増えたことはとても嬉しいことです。一方でモノクロフィルムでとったモノクロ写真の衰退はとても寂しいです。フィルムシュミレーションによるモノクロ化はこの間を埋めるものです。私のような銀塩モノクロ写真、コニカC35、ニコンF2 F3世代の人間からすればとても嬉しいことです。以下何枚か単純にデジタルのカラー写真とDxO FilmPackを使ってfuji Neopan 1600のモードを使って変換した写真を載せておきます。このソフトなら森山大道さんも真っ青になるような作品が作れるかもしれませんよ(笑)
比較画像











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